外壁塗装

外壁塗装の塗り残しはどうしたらいい?対処法と防ぐための工夫を紹介

外壁塗装の塗り残しはどうしたらいい?対処法と防ぐための工夫を紹介

人の手で施工を行う外壁塗装では、どうしても塗り残しのリスクが生じてしまいます。特に、天候の影響で作業が中断されてしまったり、塗った箇所がわかりにくいクリヤー塗装をしていたりする場合は、塗り残しが発生する可能性があるため注意が必要です。

「塗り残しかもしれない」と気づいたときは、どのように対処すればよいのでしょうか。この記事では、外壁塗装の塗り残しの見つけ方や対処法を紹介します。

外壁塗装の塗り残しを判断する方法

業者のミスによる塗り残しであれば、すぐにでも再施工してもらうことがおすすめです。しかし、なかには「気になる部分があるけれど、本当に塗り残しなのだろうか」と判断に迷ってしまう方もいることでしょう。

まずは、塗り残しかどうかを判断する方法についてみていきましょう。

外壁塗装の塗り残しの判断基準

塗り残しかどうかを判断する基準は、以下の3つです。

  • 他と明らかに色が違う箇所がある
  • 指定した色と違う部分がある
  • 付帯部分や室外機回りなど、明らかに塗り忘れている部分がある

外壁塗装の際は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りを行って仕上げることが一般的です。

業者のなかには、塗り残しを防ぐために中塗りと上塗りに使う塗料の色を変えているところがあります。そのため、周囲や指定した色と違う塗料が塗ってある場合は、塗り残しの可能性があります。

また、付帯部や室外機の裏などは塗り残しが多い部分です。配管や設置場所の関係でどうしても塗装ができない部分はありますが、刷毛で塗装できる範囲に色が違う部分があるときは、塗り残しである可能性が高いでしょう。

外壁塗装で塗り残しが多い箇所

外壁塗装で特に塗り残しが多いのは、次のような場所です。

  • 室外機の裏
  • 給湯器やエアコンの配管回り
  • 付帯部分
  • 雨どいの裏側
  • 窓枠
  • 軒天
  • 足場の柱付近

塗り残しがないかチェックするときは上記のポイントを念入りに確認しておきましょう。

なお、住宅によっては刷毛でも塗装することが難しい箇所が出てきてしまう場合があります。気になる箇所があるときは、「塗り残しなのか」「塗装ができない部分なのか」をしっかりと確認しておきましょう。

塗り残しを放置するリスク

外壁塗装の塗り残しは建物の美観を損なうだけではなく、耐久性にも影響を与えます。塗り残しがある部分は周囲に比べて塗膜が薄く、部分的にダメージを受けやすくなるためです。

塗装直後は塗り残し部分が気にならなくても、時間が経つとひび割れなどの劣化トラブルが生じ、他の部分にまで影響を与えてしまうおそれがあります。また、コケやカビの汚れが付着しやすくなるので、衛生的にも好ましい状況ではありません。

外壁塗装で塗り残しが判明したときの対処法

外壁塗装の塗り残しが判明したときは、すぐにでも施工業者に連絡して対処してもらうことが大切です。

ただし、連絡のタイミングごとに異なる注意点があるため、ここでは3つのケースに分けて対処法を説明します。

工事中・直後の場合

工事中や完了検査で塗り残しを見つけたら、その場ですぐに施工業者に伝えることが大切です。工事完了前の最終確認の段階であれば、ほぼ確実に補修を行ってもらえます。

可能であれば、足場を解体する前に仕上がりをチェックさせてもらう時間を作ってもらってください。足場があってすぐに対応できる状態なら、その場で補修してもらえる可能性が高いでしょう。

施工完了からしばらく経っている場合

工事が終わったあとしばらく経ってから塗り残しに気づいたときは、まず契約書を確認しましょう。塗り残し部分が施工箇所に含まれている場合は、施工業者の人為的ミスである可能性が高いです。この場合、連絡して説明すれば無償で補修をしてもらえることがほとんどです。

塗り残し部分が施工箇所に含まれていない場合、完了検査後の補修は行わない旨の記載がある場合は、有料での対応になってしまいます。追加費用の発生を防ぐためにも、施工箇所の確認や完了検査は念入りに行っておくことが大切です。

対処してもらえない場合

明らかな人為的ミスなのに対応してもらえない場合や、明確な回答をもらえない場合は、第三者機関に相談しましょう。なかには、理由をつけて追加費用を請求しようとする悪徳な業者もいるので、「おかしいな」と思ったら専門家に意見を求めることが大切です。

相談先としては、住まいの「困った」を相談できる住まいるダイヤル、もしくは国民生活センターがおすすめです。

外壁塗装で塗り残しを防ぐための対策

外壁塗装の塗り残しを防ぐには、次の2つの対策が有効です。

  • 塗装箇所を確認しておく
  • こまめに工事報告を受ける

どのようなことなのか、詳しく説明します。

塗装箇所を確認しておく

何よりも大切なのが、塗装箇所を確認しておくことです。見積りや契約の時点で「どこを塗装するのか」「どこを塗装できないのか」「塗り残しはどう扱うのか」について、施工業者としっかり話し合っておきましょう。

決定した施工箇所は、契約書や図面などにしっかりと残しておいてください。書面に残しておくことで、後々の「言った・言わない」のトラブルを防げます。

こまめに工事報告を受ける

可能であれば、施工業者に依頼して作業後は毎回作業報告をしてもらいましょう。

工事報告書を作成してもらうことが理想的ですが、難しい場合はメールや口頭での報告でも問題ありません。お互いが進捗を把握しておくことで、今まで施工した内容があいまいになったり施工漏れが発生したりすることを防ぎやすくなります。

外壁塗装の塗り残しはすぐに連絡することが大切!

外壁塗装業者はプロなのでミスがないよう慎重に工事を進めますが、人の手で塗装をする以上、どうしても塗り残しが発生してしまうことはあります。業者側のミスであれば補修をしてもらえることがほとんどなので、すぐに連絡して対応を依頼しましょう。

塗り残しや施工ミスといったトラブルを防ぐには、実績が豊富で信頼できる塗装業者に依頼することが大切です。安心して外壁塗装を任せられる業者をお探しなら、ぜひ創業70年の信頼と実績を誇る野村塗装店までご相談ください。

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