住宅を保護するために欠かせない外壁塗装ですが、工事を行うときは高額な施工費がかかってしまいます。外壁塗装の費用は60~100万程度だと言われており、現金で費用を用意できない人も珍しくはありません。
もしも外壁塗装の予算が足りないのであれば、ローンを組んで資金を調達することも可能です。今回は、外壁塗装で利用できるローンとそのメリット・デメリットについて紹介します。
そもそも、外壁塗装を行うときは以下のような支払い方法から選ぶことが可能です。
ローンというと住宅を購入する際に組むものであるというイメージがあるかもしれませんが、外壁塗装を含むリフォームを行うときも組むことができます。
現金一括払いだと金額が大きく持ち運ぶ際のリスクが大きいですし、クレジットカードは限度額があるため、近年は銀行振込が選ばれることが多いです。この際、振込で支払う資金がない場合は、ローンを活用することになります。
資金を借り入れることに良いイメージを持たない人もいるかもしれませんが、計画的に活用すれば、家計の維持や貯蓄と両立しながら返済を実現することが可能です。
外壁塗装で利用できるローンには、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、選択肢に入れてほしい3つのローンについて紹介します。
もっともオーソドックスなのは、金融機関が取り扱っているローンです。現在、住宅ローンを返済している人の場合、金利の優遇を受けながら借り入れができる可能性が高いです。すでに審査に通っている金融機関なので、借り入れのハードルが低い点がメリットとして挙げられます。
ちなみに金融機関のローンには、住宅ローンとリフォームローンの2種類の商品が存在しています。
リフォームローン | 住宅ローン | |
金利 | 変動金利 金利は高め |
変動・固定金利 金利は安め |
借り入れ年数 | 最長15年程度まで | 最長35年まで |
借入額 | 数十万円~1,500万円 | 500万円~1億円 |
審査 | 最短1日で比較的柔軟 | 1週間前後で厳しめ |
外壁塗装の際は、住宅ローンはもちろんのこと、リフォームローンも活用できます。リフォームローンのほうが審査は柔軟で借り入れしやすいですが、金利が高めである点に注意しましょう。
またリフォームローンは、以下の2種類に分類できます。
有担保 | 無担保 | |
審査 | 厳しめ | 比較的柔軟 |
金利 | 1%前後 | 2~3%以上 |
借入金額 | 1,000万円以上も可能 | 1,000万円未満 |
手数料 | 高い | ほとんど不要 |
有担保ローンは金利が安く高額な借り入れをしやすいですが、土地や建物を担保に入れる必要があるため、高い手数料を支払う必要があります。対して、無担保ローンは金利が高く借入額可能額が少ないですが、審査が柔軟で手数料がほとんど不要だというメリットがあります。
それぞれのローンの特徴を知ったうえで、ご自身に合ったものを選ぶことが大切です。
信販会社とは、販売信用取引を営む会社のことを指します。代表的な信販会社の例としては、クレジットカード会社が挙げられます。
信販会社はローンの審査が柔軟で手続きが早い点がメリットとして挙げられますが、金利が高めに設定されている点に注意しましょう。会社によっては団体信用保険に入れたりポイントが貯まったりするため、うまく使うとお得になるケースも多いです。
業者によっては、提携しているローン会社があります。提携会社ということもあり、ローンの手続きや審査はスムーズに進められるケースが多いでしょう。
ただし、金利が高い場合も多いため、申し込み時は金利や契約の詳細を確認しておくことが大切です。
外壁塗装をする際、現金で支払うべきかローンを組むべきか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。外壁塗装でローンを組むことには多くのメリットがありますが、反対にデメリットもあるため注意が必要です。
ここでは、外壁塗装のときにローンを組むメリット・デメリットを見ていきましょう。
外壁塗装でローンを組むメリットは、なんといっても家計の生活費や預貯金を残したまま施工ができる点でしょう。資金がなくても塗装ができるため、高いグレードの塗料を使用して、より希望どおりの仕上がりにできます。
「資金がないから…」と外壁塗装を見送ると、外壁や住宅そのものの劣化につながってしまう恐れがあります。ローンを利用することで、現金がなくても適切な時期に塗装ができるようになり、さらに家計のために資金を残しておけるところが大きな利点です。
ローンを組むデメリットとしては、金利を支払わなくてはいけないことが挙げられます。
クレジットカードの分割払いよりは安いですが、ローンを組む以上、多少借入額に上乗せした金額を返済しなくてはいけないことを理解しておきましょう。たとえば金利2%で100万円借りた場合、返済期間5年間で5万円程度の利息を支払うことになります。
無計画にローンを組んでしまうと、ローンの返済で家計が圧迫されてしまう可能性があるかもしれません。
また、借り入れの審査があることも知っておきましょう。年齢や健康状態など、仕方のない理由で審査に通らないこともあります。この場合は、審査が柔軟なリフォームローンや信販会社のローンも検討してみましょう。
住宅の外壁塗装工事で資金が用意できない場合は、金融機関や信販会社のローンを活用することができます。ローンにはさまざまな種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあるため、ご自身に合った選択をすることが大切です。
なお外壁塗装でローンを組んだ場合、住宅ローン減税を受けることが可能です。詳しくは、こちらのページをご覧ください。