外壁塗装

屋根点検は必要なの?チェックしたいポイントと費用、自分でやる方法までまとめて解説

屋根点検は必要なの?チェックしたいポイントと費用、自分でやる方法までまとめて解説

屋根は私たちの目になかなか触れることのない場所ですが、外壁のように定期的なメンテナンスが必要です。知らずしらずのうちに屋根に穴が空いたり劣化したりしていると修復に費用と時間がかかるため、屋根点検でトラブルを未然に防ぐことがおすすめです。

この記事では、屋根点検の必要性やチェックポイント、自分で実施する方法について紹介します。大切な住宅を守るために、正しい実施方法を理解しておきましょう。

そもそも、屋根点検は必要なの?

「そもそも、一度も屋根点検をしたことがない」という人は多いかもしれません。まずは、屋根点検の必要性や最適な頻度について見ていきましょう。

メンテナンスフリーの屋根はない!

メンテナンスフリーの屋根材は存在していないため、どのような屋根でも点検は必要です。瓦やガルバリウム鋼板などはメンテナンスが不要と言われることもありますが、瓦がズレたり金属にサビが発生したりすることがあるため、一切点検が不要というわけではありません。

定期的に点検しておけばトラブルを未然に防げますし、補修箇所が大きくなる前に対応できます。点検の手間はかかりますが、結果的にコストを押さえられる点は大きなメリットでしょう。

屋根点検の最適な頻度とタイミング

屋根点検のタイミングは、5年に一度が目安となります。大きなトラブルがなくても、屋根の健康診断として実施しておくと安心です。また大雨や台風、大雪、雹などといった自然災害後も、点検がおすすめのタイミングです。

優良業者に依頼すれば、点検で何もなければ工事を迫られることはありません。災害が原因でトラブルがあったときは火災保険を適用できる可能性が高いため、費用を抑えて屋根を修復できます。

屋根点検でチェックしたいポイント

屋根点検を実施するときは、どのような点を重点的にチェックすべきなのでしょうか。ここからは、屋根材ごとのポイントについて解説します。

スレート屋根

メントを主成分にした薄い板状のスレート屋根は、日本のほとんどの住宅に使用されている屋根材です。

防水性を高めるための塗装が欠かせないので、塗装の状態や防水状態を重点的に確認しましょう。また、コケやカビの発生、屋根材の反りやひび割れ、つなぎ目の劣化や浮き、部品のサビがないかについても要チェックです。

金属屋根

金属屋根は、色あせやサビなどについての確認を行いましょう。

ガルバリウム鋼板は錆びにくい素材ですが、屋根の上部についている棟板金を留める釘は錆びやすいため注意してください。ほかにも、つなぎ目の劣化やビスの緩み、付帯部分の劣化についてもしっかりと確認します。

瓦屋根

粘土を焼き固めた瓦屋根は、メンテナンスを行えば100年使えると言われている丈夫な屋根材。瓦自体は強度がありますが、瓦を固定する漆喰は劣化するため、そこを重点的にチェクしましょう。

漆喰の崩れや剥がれ、ビスのサビや浮き、瓦のズレや割れ、瓦を固定する番線のズレなどを点検します。セメント瓦やモニエル瓦の場合は、コケやカビがないかについても見ておきましょう。

付帯部

屋根材以外の付帯部についても点検しておくと安心です。屋根の側面についている破風板や、屋根からはみ出している軒天、雨樋の状態を確認し、劣化箇所や雨漏り、汚れがないかを見ておきます。

自分で屋根点検する方法

費用を節約したいからと、屋根点検を自分で行いたいと考える人は多いでしょう。ここでは、そんな人に向けて自分で屋根点検する方法について紹介します。

屋根に上がって点検する方法

脚立などを使えば、誰でも屋根に上がることはできます。しかし、一般の方が屋根に上がって自分で点検することは危険なので、絶対に避けましょう。高所での作業には大きな危険が伴いますし、点検時に屋根を踏んで傷めてしまうリスクがあるためです。

屋根をしっかりと点検したいのであれば、専門知識を持つプロに依頼することをおすすめします。

屋根に上らずに点検する方法

屋根点検は専門業者に依頼すべきですが、まったく自分で点検できないというわけではありません。以下のような方法であれば、屋根に登らなくても状態を点検できます。

  • ベランダに脚立を立てて屋根を目視する
  • 2階から1階の屋根を見る
  • 近所の高台から屋根を見る
  • 屋根裏を点検して異常がないか確認する

ただし、この方法では屋根を隅々まで点検することはできません。しっかりと確認したいのであれば、やはり業者に相談したほうが安心でしょう。

業者に屋根点検を依頼する費用

屋根点検の費用は業者によってさまざまですが、点検だけを依頼するのであれば5,000~1万円程度で済むケースが多いです。修理を前提とした点検やハウスメーカーの点検、業者の方針によっては、無料で行ってもらえることも多々あります。

ただし無料点検と謳っていても、あとから理由をつけて高額な修理費用を請求する悪徳業者も存在しています。口コミや実績を確認して、信頼できる業者に依頼することが大切です。

屋根点検は信頼できるプロに依頼しよう

住宅を守るために欠かせない屋根点検。屋根が傷むと、住宅自体が傷んだり高額な修理費用がかかったりするため、最低でも5年に1度は点検をしてもらうと安心でしょう。

屋根点検は高所作業を伴いますので、自分で行うと非常に危険です。必ず、信頼できるプロの業者に依頼しましょう

まずはお気軽にお問い合わせください!

相談してみる

0120-750-068

(TEL:044-872-7500)

営業時間 7:00〜21:00(本社事務所)