1週間から2週間ほどの期間を要すると言われている外壁・屋根塗装。天候によってはそれ以上の期間がかかることもあるため、施工期間中に家を留守にしなければいけなくなることは決して珍しくありません。

大切な我が家の施工を依頼する外壁塗装・屋根塗装ですが、工事中は外出しても問題ないものなのでしょうか。

この記事では、外壁塗装や屋根塗装中の留守について解説します。外出時の注意点を押さえて、トラブルのない工事を目指しましょう。

外壁塗装や屋根塗装のときは留守にしてもOK！

結論からいうと、外壁塗装や屋根塗装のときは家を留守にしても問題ありません。室内に上がる必要があるリフォーム工事とは違い、外壁塗装は建物の外側の工事なので、家主が外出していても作業を進めることが可能です。

また、外壁塗装や屋根塗装は工期が長く、2週間ほどの期間が必要になることがあります。その期間中、まったく外出をしないというのは難しい話ですよね。そのため、そもそも施工業者は家主が留守にすることを前提に工程を組んでいるのです。

外壁塗装や屋根塗装の際に外出したり出勤したりすることは何ら問題ないので、安心してください。

外壁塗装や屋根塗装で留守にできないタイミング

外壁塗装や屋根塗装を行うときは家を留守にしても問題ありませんが、一部家主が立ち会わなければ行けない工程も存在しています。ここでは、外壁塗装や屋根塗装で留守にできないタイミングを2つ紹介します。

①現場確認のとき

現場確認が行われるのは、見積りのときと足場の設置前です。

業者が見積りを作成するときは、外壁や屋根の状態をすみずみまで点検します。その際、家主と一緒に劣化箇所の確認をしたり、費用や希望について話し合ったりするため、立ち会いをしておいたほうが安心です。

また足場の設置前は、障害になりそうなものを確認したりどかしたりするため、家主の立ち会いが必要です。業者が勝手に動かすとトラブルのもとになってしまうため、家主の指示のもと行います。

②完了検査のとき

すべての工程を終えたあとの完了検査のときも、家主の立ち会いが必要です。塗り残しや施工不良、塗料の飛散などをチェックする大切なタイミングなので、必ず立ち会っておきましょう。

どうしても都合がつかないときは立ち会わなくても問題ありませんが、足場を解体したあとに補修箇所が出ると、再度足場を組む必要があるため対応までに時間がかかります。お互いにとって手間が増えてしまうことになるので、その場で対応してもらえる完了検査時の立ち会いをおすすめします。

外壁塗装や屋根塗装中に外出するときの注意点

外壁塗装や屋根塗装中に外出するときは、4つの注意点を意識する必要があります。トラブルを防ぐためにも、必ずチェックしておきましょう。

工事の日程を確認しておく

塗装工事の契約後は、おおよその工程について業者から説明してもらえるはずです。そのタイミングで、工事の日程と家主のスケジュールをしっかりと確認して、お互いに共有しておきましょう。そうすることで、立ち会いが必要な日程の調整ができ、業者側も留守の日に配慮した施工スケジュールが組めるようになります。

外出する旨と連絡先を伝えておく

家を留守にするときは、必ず外出する旨と緊急連絡先について業者に伝えましょう。施工に関してなにかトラブルが生じたとき、スムーズに連絡を取り合えるようになります。現場管理者だけではなく、営業担当者とも連絡が取れる状態にしておくことが理想的です。

戸締まりを徹底する

外壁塗装中は足場を組んで養生をするため、外から家の中が見えにくくなるという注意点があります。空き巣にとっては絶好のチャンスとなってしまうため、戸締まりは念入りに確認しましょう。

また、戸締まりの徹底は業者とのトラブル防止にもつながります。お互いにとって気持ちのいい工事になるように配慮するという意味でも、戸締まりは非常に重要なのです。

洗濯物を取り込んでおく

外壁塗装中は、塗料やほこりなどが空中に舞います。もちろん、業者は養生を行って注意しながら作業しますが、施工中に洗濯物が汚れてしまう危険性はゼロではありません。外出中に洗濯物が出しっぱなしになっていると、塗料の飛び散りやニオイの原因となってしまうため注意しましょう。

留守を任せられる外壁塗装・屋根塗装業者に依頼することが大切

工事に長い期間を要する外壁塗装・屋根塗装は、施工中に自宅を留守にしても問題ありません。ただし、いつでも連絡を取れるようにしておく、戸締まりを徹底するなどの注意点があるため、外出時は注意が必要です。

もっとも大切なのは、外出中でも安心して留守を任せられる業者に施工を依頼することです。神奈川県川崎市付近で信頼できる塗装業者をお探しの方は、ぜひ70年の実績をもつ野村塗装店までご相談ください。