一般的な住宅で60〜100万円程度の費用がかかるといわれている外壁塗装。費用が高いため、できるだけ安く行う方法をお探しの方は多いかもしれません。
外壁塗装の費用は、少し工夫するだけで安くすることが可能です。本記事では、外壁塗装の費用を節約するための方法を紹介します。
外壁塗装を安くする方法を7つ紹介します。この中から、ご自身が実践できそうな節約法を実践してみてくださいね。
外壁塗装は、ハウスメーカーではなく地元企業に依頼すると費用を抑えられます。
ハウスメーカーに施工を依頼しても、実際に塗装を行うのは下請け・孫請けの地元企業です。最初から地元企業に依頼した方が中間手数料を抑えられるため、安く施工できるのです。
一概には言えませんが、ハウスメーカーに依頼すると、地元企業に依頼した場合と比べて3割程度は費用が高くなることが多い傾向にあります。
外壁塗装と屋根塗装を一緒に行うと、足場代の大幅な節約が可能です。
足場を組むときは、15〜20万円程度の費用がかかります。そのため、外壁塗装と屋根塗装を別々のタイミングで行う場合、足場代だけで30〜40万円の費用がかかることになるのです。
外壁と屋根のメンテナンスを同時に行えば、足場代が節約できます。どちらも定期的なメンテナンスが必要な部位なので、一緒に行うことを検討してみましょう。
外壁塗装の見積りをじっくり見てみると、必要のない過剰なサービスが含まれていることがあります。「高級塗料を使っている」「付帯部まで含まれている」など、不要な費用や作業が盛り込まれている場合は、削ってもらうことで塗装料金を節約できます。
見積りに料金の明細が書かれていない場合は、注意が必要です。必ず、何にいくら使うのかを細かく説明してもらいましょう。
助成金や減税制度などの活用も、外壁塗装の費用を抑えるためには有効です。
上記のように、減額できる制度を利用すれば施工費を大幅に節約できます。気になる方は、ご自身の自治体のホームページや火災保険の契約内容をご確認ください。
一般的に、外壁塗装に最も適している季節は春秋であるといわれています。費用を抑えたいなら、春秋の繁忙期を避けて、閑散期である夏冬の施工を検討しましょう。
業者によって異なりますが、閑散期に施工を依頼することで費用が割引になる場合があります。
ただし、大幅な割引は期待できません。数万円程度の金額が限度であることは、押さえておきましょう。
リフォームローンやクレジットカードの分割払いを検討している場合は、現金一括払いにすることで費用を抑えられます。リフォームローンやクレジットカードの分割払いには、金利や手数料が上乗せされるためです。
もちろん、金銭的な理由で一括払いが難しい方もいることでしょう。その場合も、可能な範囲で現金払いをしておくと、手数料や金利を減らすことが可能です。
外壁の劣化が進んで状態が悪くなってから塗装を行うと、追加工事などで費用が高くなることがあります。そのため、外壁の劣化が進む前にメンテナンスして費用を節約するのもひとつの手です。
こまめに外壁の状態を観察して、ひび割れやチョーキングが発生していないかの確認、コケや藻の洗浄などを行なっておきましょう。
外壁塗装を安くするためにはさまざまな方法が活用できますが、なかにはやってはいけないこともあります。たとえば、節約のためであっても以下の行為は避けるべきです。
IYや塗料のグレードダウン、安い業者への依頼は、後々トラブルや施工不良につながる可能性が高いです。はじめは費用を抑えられても、あとから高い修繕費がかかる可能性があるため注意しましょう。
また、過度な値引き交渉をしてしまうと、施工の品質が下がったりあとから追加料金が発生したりする可能性があります。
外壁塗装の費用を多少抑えることは可能ですが、相場より大幅に安くすることはできません。施工費が安くなれば、塗装の品質も低下してしまうことは理解しておきましょう。
高額な費用がかかる外壁塗装ですが、少し工夫するだけで金額を安くすることは可能です。
上記のポイントを押さえて、ぜひお得に外壁塗装をしてみてくださいね。
神奈川県川崎市で70年の信頼と実績を誇る野村塗装店は、自社施工だからこその高い品質と低価格を実現しています。外壁塗装をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。