住宅を売却するとき、「塗装したほうが早く売れる」と耳にしたことはありませんか？家の売却前に外壁塗装をすべきかどうかは、状況によって異なります。

本記事では、住宅売却時に外壁塗装すべきかどうかについて解説します。少しでも好条件で住宅を売却できるよう、知識を身につけていきましょう。

家を売るときは外壁塗装するべき？

外壁塗装してから住宅を売却するべきかどうかは、建物の状況や購入者の希望によって大きく異なります。

例えば、外壁の劣化がひどいときは塗装をしたほうが見栄えがよくなって売れやすくなる可能性があります。反対に、すぐに物件を引き渡してほしいという希望がある場合、塗装をすることで好機を逃す可能性があるかもしれません。

そのため、売却前に塗装をするかどうかについては慎重に検討する必要があります。不動産会社や塗装業者とよく相談して、ご自身の状況に応じた判断をするとよいでしょう。

家を売るときに外壁塗装をするメリット

家を売るときに外壁塗装をするメリットとしては、次の3つが挙げられます。

• 早く売れる可能性が高まる
• 売却価格が上がる可能性がある
• 売却後のトラブルを防げる

各メリットを詳しく解説します。

早く売れる可能性が高まる

住宅の売却時に外壁塗装をすると、第一印象がアップして早く売れる可能性が高まります。家の見栄えがよければ、内見に来てくれる人が増えます。そのため、早期売却がかないやすくなるのです。

住宅を検討するとき、最初のきっかけになってくれるのは外観です。特に不動産ポータルサイトへの掲載を検討している場合は、塗装をしたきれいな外観で集客することをおすすめします。

売却価格が上がる可能性がある

外壁塗装をすれば、住宅の状態が良好であることをアピールできます。そのため、塗装しなかった場合と比べて売却価格が上がる可能性があるのです。

ただし外壁塗装をしたからといって、必ずしも高値で住宅を売却できるわけではありません。塗装費用が回収できない場合もあるので、注意しましょう。

売却後のトラブルを防げる

塗装して外壁をメンテナンスしておくと、売却後に問題が発生することを防げます。住宅購入後すぐの雨漏りや外壁材の劣化を防げるので、購入者との間にトラブルが発生するリスクを低減できます。

家を売るときに外壁塗装をするデメリット

家を売るときに外壁塗装をすることには、次のようなデメリットも存在しています。

• 売却のチャンスを逃す可能性がある
• 外壁塗装の費用がかかる

以下で詳しくみてみましょう。

売却のチャンスを逃す可能性がある

住宅の売却時に外壁塗装をすると、さまざまな理由でチャンスを逃す可能性があります。

• 塗料の色が購入希望者の好みではなかった
• 購入希望者が塗装中に他の物件を買ってしまった
• 工事中で今すぐ住宅を購入したい人の希望に添えなかった

外壁塗装が必ずプラスに働くわけではないため、気をつける必要があります。

外壁塗装の費用がかかる

外壁塗装には、高額な費用がかかります。場合によっては100万円近くの費用が発生するため、住宅を売却する方の大きな負担になることは間違いないでしょう。

塗装費用を住宅の売却価格に上乗せすることもできますが、その場合でも先にまとまった塗装代金を支払わなければいけません。外壁塗装を検討しているときは、きちんと資金計画を立てることが大切です。

売却前に外壁塗装をしたほうがいいケース・しないほうがいいケース

メリットだけではなくデメリットも存在している、住宅売却前の外壁塗装。「外壁塗装をしてから売却すべきかどうか判断がつかない」という方も多くいることでしょう。

ここからは、住宅の売却前に外壁塗装をすべきケースとしないほうがいいケースを紹介します。ご自宅がどちらに当てはまるのか、チェックしてみてください。

外壁塗装をしたほうがいいケース

住宅の購入前に外壁塗装をしたほうがいいのは、外壁の劣化が著しい場合です。例えば、以下の症状は外壁が劣化しているサインです。

• 手で触れると白い粉が付着する（チョーキング）
• 色褪せ
• ひび割れ
• 塗膜の膨れや剥がれ
• サビやコケ、藻の発生

このような状態を放置していると、外壁材そのものが傷んだり雨漏りが発生したりする可能性があります。この状態のまま住宅を売却に出すと、あとからトラブルになってしまうリスクがあるため、塗装をしてメンテナンスをしておくと安心なのです。

また外壁の状態が悪いと、そもそも購入希望者が現れない可能性もあります。住宅の見た目や機能性に不安がある場合は、塗装をしておきましょう。

外壁塗装をしないほうがいいケース

外壁の劣化症状がみられず汚れも目立たない場合は、急いで外壁塗装をする必要性はありません。

また、土地のみを売却する可能性があるときも外壁のメンテナンスは不要です。せっかく塗装しても、建物を取り壊してしまう可能性があるためです。

在の住宅の状態や購入者の希望をよく確認し、塗装をすべきかどうかをよく検討しましょう。

住宅売却前の外壁塗装は野村塗装店にご相談ください

住宅を売るときは、外壁塗装をすることで売却価格を上げられたり売却後のトラブルを防げたりするメリットがあります。ただし、すべてのケースで塗装したほうがいいわけではないため、ご自宅の状況に応じた判断をすることが大切です。

もしも外壁塗装をすべきかどうか悩んでいるなら、ぜひ神奈川県川崎市までご相談ください。ご自宅一軒一軒を丁寧に点検し、外壁塗装が必要かどうかアドバイスいたします。