電話
お問い合わせフォーム

外壁塗装中でも換気はできる?注意したいポイントを紹介

外壁塗装中でも換気はできる?注意したいポイントを紹介
室内で快適に過ごすには、換気をして新鮮な空気を取り込むことが不可欠です。しかし、外壁塗装中は足場や養生シートで建物が覆われるため、窓を開けて換気することが難しくなります。 それでは、工事期間中に換気したいときはどうすればよいのでしょうか。この記事では、外壁塗装中に換気を行うためのポイントを解説します。

外壁塗装中でも換気はできる?

外壁塗装工事中は換気が制限されますが、工事業者と事前に相談しておけば、窓を開けたり換気扇を使ったりすることは可能です。 まずは、外壁塗装中に換気が制限される理由と換気に適したタイミングをみていきましょう。

外壁塗装中の換気が難しい理由

外壁塗装工事中に換気が難しくなる主な理由は、以下の3つです。

  • 足場と養生シートで覆われるため
  • ニオイが入ってくるため
  • ゴミが入ってくるため
外壁塗装の工事中は、建物全体が足場と養生シートで覆われます。足場は高所の施工、養生シートは塗料の飛散を防ぎ、天候の影響から塗膜を守るために不可欠ですが、同時に室内への空気の流れを制限してしまうというデメリットがあります。 また、塗料のニオイと工事のゴミの問題も無視できません。塗料は特有のニオイを放ちますし、古い塗膜を剥がす作業や高圧洗浄作業などでは、粉じんや水しぶきが発生します。 窓を開けて換気をすると、ニオイやゴミが室内に流れ込んでくる可能性があります。特に溶剤系塗料を使用する場合は、化学物質による健康への影響も考慮しなければなりません。

外壁塗装中に換気できるタイミング

外壁塗装中は、行われている作業によって換気の可否が異なります。施工業者の判断によって実際に換気できるかどうかは変わってきますが、以下のタイミングで換気を行える可能性があります。

  • シーリング工事(2~4日目)
  • 高圧洗浄後の乾燥期間(6~7日目)
  • 下塗り~上塗り(9~11日目)
  • 養生・足場の撤去(12~13日目)
  • 清掃(14日目)
反対に、足場や養生を設置するとき、高圧洗浄をするとき、下地処理を行うときは換気をすることが難しい可能性があります。ご自身で判断するのは避け、業者と相談しながら換気を行うことが大切です。

外壁塗装中の換気に関するポイント

外壁塗装中に換気するときは、以下のポイントに気をつけましょう。

  • 事前に開けたい窓を指定する
  • 換気しやすい養生にしてもらう
  • 換気扇を使用したい旨を伝えておく
  • 工事スケジュールを調整してもらう
どのようなことなのか、詳しくみていきましょう。

事前に開けたい窓を指定する

外壁塗装工事を始める前に、業者へ換気に使用したい窓を具体的に伝えておくことをおすすめします。 換気場所を選ぶときは、寝室やリビングなど、日常的に使用する部屋の窓を優先的に指定しましょう。窓の位置や大きさ、開閉の頻度といった情報を細かく共有しておくと、換気を考慮したうえで作業計画を立ててもらえます。

換気しやすい養生にしてもらう

外壁塗装の際は建物全体を養生シートで覆いますが、その設置方法を工夫することで換気しやすくすることも可能です。例えば、換気用として指定した窓の周辺を養生するときに、必要に応じてシートを開閉できる構造にしてもらえる可能性があります。 また、建物全体を一度に養生するのではなく、工事の進行に合わせて部分的に養生する方法を検討してもらえる場合もあります。業者に換気の必要性を伝えて、家族の生活環境に配慮した養生方法を提案してもらいましょう。

換気扇を使用したい旨を伝えておく

工事中に換気扇を使いたい場合も、事前に業者へ相談しておきましょう。特にトイレや浴室、キッチンなど、24時間換気が必要な場所の換気扇の使用に配慮してもらうことが大切です。 業者によっては、工事の粉じんやニオイが換気扇に入り込まないよう、養生の方法やタイミングを提案してくれることがあります。使いたい換気扇の種類や設置場所、使用頻度について、細かく打ち合わせしておきましょう。

工事スケジュールを調整してもらう

外壁塗装の工程は、天候や気温をふまえたうえで柔軟に調整してもらうことが可能です。 例えば、ニオイが強い溶剤系塗料を使用する工程を、風通しのよい時期や時間帯に調節してもらうと、換気できない期間を短くできるかもしれません。また、各工程の合間に十分な換気時間と乾燥時間を確保できるよう、余裕を持ったスケジュールを組んでもらうことも効果的です。

外壁塗装中に気をつけたい換気以外のポイント

外壁塗装中は、換気以外にも気をつけたいポイントが多くあります。

  • 施工中はできるだけ外出する
  • マスクを着用する
  • 水性塗料を選ぶ
  • 子どもやペットがいる場合は一時的な避難も検討する
各ポイントの詳細を説明します。

施工中はできるだけ外出する

外壁塗装工事中に発生する塗料のニオイや騒音が気になる場合は、外出することも検討しましょう。 事前に業者から作業スケジュールを確認し、生活に影響が出そうな時間帯は外に出ることでストレスを軽減しやすくなります。在宅勤務をされている方は、一時的にコワーキングスペースなどで仕事をすることを検討してもよいでしょう。

マスクを着用する

在宅中にニオイや粉じんが気になる場合は、医療用マスクや防じんマスクを着用することも一案です。ドラッグストアなどで購入できる活性炭入りの不織布マスクでも、ニオイや粉じん、化学物質の影響を低減できる可能性があります。 特に、アレルギー体質の方や小さな子どもは、窓を開けていないときもマスクを着用しておくと安心でしょう。

水性塗料を選ぶ

塗料の種類を選べる場合は、水性塗料の使用を検討しましょう。水性塗料は、溶剤系塗料に比べてニオイが少なく、揮発性有機化合物(VOC)の放散量も少ないので、室内環境への影響を抑えやすくなります。 また、水性塗料は乾燥が早いので、工事期間の短縮や換気時間の確保にもつながります。価格がやや高くなる傾向にありますが、健康や生活への影響を考慮すれば、価値のある選択肢だといえるでしょう。

子どもやペットがいる場合は一時的な避難も検討する

小さな子どもやペットがいるご家庭は、工事期間中の一時的な避難も検討してもよいかもしれません。 子どもは大人に比べて化学物質の影響を受けやすいですし、ペットは工事の音やニオイにストレスを感じやすい傾向にあります。可能であれば、実家や親戚宅での一時的な滞在、ペットホテルの利用などを検討しましょう。 避難が難しい場合は、工事の影響が少ない部屋がないか業者に確認して、そこで過ごすこともひとつの方法です。

外壁塗装中はコツを押さえて換気しよう!

外壁塗装中であっても、換気する時間を確保することは可能です。 ただし、ご自身の判断で窓を開けたり換気扇を使用したりすると、施工に影響を与えてしまう可能性があります。しっかりと業者と相談したうえで、「いつどのように換気するのか」を決めておきましょう。 神奈川県川崎市で創業70年の実績を誇る野村塗装店では、お客様の快適な暮らしを第一に考えた外壁塗装工事を提供しています。生活や健康に配慮した塗装工事をご希望の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

まずはお気軽にお問い合わせください!

相談してみる

0120-750-068

(TEL:044-872-7500)

営業時間 7:00〜21:00(本社事務所)