リフォームに対する助成金(補助金)があるのをご存知ですか?
外壁塗装をはじめ、リフォームをするとなると100万円単位のお金がかかってしまいますよね。できることなら、少しでも費用を抑えたいところです。
本記事では「外壁塗装の助成金(補助金)」をテーマとして、「助成金(補助金)とは?」「助成金(補助金)がもらえる条件」「助成金(補助金)の申請方法」についてまとめてあります。
「外壁塗装を少しでも安くしたい!」とお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
外壁塗装は家の外観を決めるものですし、頻繁に塗り替えられるものではありません。どういった色にしたいのか全くイメージがわかない方は「風水」を参考に選ぶのも、一つの方法だと思います。
外壁塗装であれば、「省エネ住宅改修補助金」「住宅リフォーム資金助成金」といった形での助成金(補助金)があります。
国で定められているわけではなく、市区町村からの給付になっているので、お住いの地域によって「もらえる条件」や「金額」は変わってきます。
助成金(補助金)になりますので、特に返済の必要はありません。
外壁塗装の助成金(補助金)の場合、10〜20万円が相場となってくるでしょう。
市区町村によってまちまちですが、多くは「工事費用×10%」といった条件で定められています。
外壁塗装の相場はだいたい80〜120万円となっていますので、助成金としては10万円、もしくは他の箇所のリフォームと合わせて20万円となってくるのです。(最大で20〜25万円で定められていることが多いです)
外壁塗装(リフォーム)には助成金(補助金)があることがわかりました。ただ、気をつけていただきたいのは、リフォームであればなんでも助成金がもらえるわけではないということです。
こちらでは、外壁塗装で助成金(補助金)がもらえる条件について簡単に見ていきましょう。
「省エネ」「温暖化防止」といった目的で助成金が給付されていますので、外壁塗装では「遮熱塗料」「断熱塗料」を使うことが条件とされます。
遮熱塗料、断熱塗料は外壁を保護する役割だけではなく、太陽光を反射することによる断熱効果も期待できるのです。
実験によると塗料を変えるだけで、室温が2〜3度低くなることがわかっています。クーラーの設定温度もあげることができますので、節電効果も期待できるのです。
「○%の断熱効果がある塗料」「断熱塗料の中でもこの商品を使うこと」など、市町村によって助成金の条件が変わってくるので、きちんと確認しておくことが大切です。
市町村によって助成金の予算が決められています。例えば、リフォームに対する予算が200万円と設定されていれば、10名ほどが助成金を受け取ると、そこで締め切りになってしまうのです。
助成金の利用を考えている場合は、なるべく年度の早い時期に申請することをお勧めします。
こちらでは、助成金(補助金)の申請方法を簡単に確認しておきましょう。
1.自分が住んでいる地域の条件を確認する
「〇〇市 外壁塗装 助成金(補助金)」といったワードでネット検索をすれば、簡単に調べることができます。
また、「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト」を利用するのも良いでしょう。
2.塗装業者に見積もりしてもらう
申請には、塗装業者による見積書や診断書が必要となってきます。
らかじめ助成金(補助金)を利用したい旨を業者に伝えておくと良いでしょう。
3.自治体に申請書を提出する
申請に必要な書類は自治体によって変わってきます。
きちんと確認の上で提出するようにしましょう。
4.審査・助成金の承認
審査を通過した場合は承認通知が届きます。
申請したからといって必ずもらえるというわけではありません。
5.塗装工事の実施
市町村によっては、施工前と後で証拠写真が必要な場合もあります。
6.施工が完了したことを自治体に報告
塗装が終了したことを報告し、請求書を提出します。
自治体によっては職員が現場を確認する場合もあります。
7.助成金の受給
指定された銀行口座に助成金が振り込まれます。
受給までは、およそ2〜3週間を見ておくと良いでしょう。
助成金(補助金)を利用して、外壁塗装をしてもらう際の注意点をこちらで確認していきましょう。
・申請は施工前に行う
・施工範囲をきちんと確認しておく
・過去に助成金を受けていないこと
・申請する地域の業者に依頼すること
・税金を滞納していないこと
それでは、詳しく見ていきます。
基本的に、助成金の申請は業者との契約前であったり、着工前に必要となります。塗装工事中や完了後の段階では申請できない場合もありますので、ご注意ください。
助成金が支給される範囲をきちんと確認しておきましょう。
「助成金は外壁塗装も含まれるのか?屋根塗装は入るのか?」など、細かい点を確認しておく必要があります。
基本的に助成金の受給は1度きりとなります。過去に助成金を受けていると、申請できない場合もありますのでご注意ください。
助成金には「地域の塗装業者を応援する」意味合いもあります。よって、「申請する地域の塗装業者」に依頼することが条件となっているケースが多く見られます。
家主だけではなく、世帯全員を対象として税金(国民健康保険、市民税、介護保険料など)の滞納が過去にあった場合、助成金の申請ができない場合がありますのでご注意ください。
ここまで外壁塗装の助成金(補助金)について、基本的なことを紹介してきました。外壁塗装の助成金は、一律して決められてはいないので、自治体によって条件は様々です。
ただ、地方自治体のホームページで助成金の詳細を見ても、素人だとわからないことだらけだと思います。
外壁塗装で助成金のご利用を考える場合は、地域に密着した塗装業者に相談するのが一番確実です。
2021年4月現在、神奈川県川崎区に外壁塗装の助成金はありませんが、実績と経験のある業者をお探しでしたら、ぜひ一度野村塗装店までご相談ください。