外壁塗装

ローラー?吹き付け?】外壁塗装の3つの種類!メリット・デメリットを解説

ローラー?吹き付け?】外壁塗装の3つの種類!メリット・デメリットを解説

外壁塗装には3つの塗装方法があることを、あなたはご存知でしょうか。もっともオーソドックスな「ローラー塗り」、外壁の質感を表現できる「吹き付け塗装」、細かい部分に便利な「刷毛塗り」と、目的や場所によって塗り方は変わってきます。

今回は、これから外壁塗装をしたいと考えている方に向けて、それぞれの塗装方法について詳しくご紹介していきます。メリットやデメリットを理解して、ご自宅の外壁に合った塗装方法を見つけてみてくださいね!

外壁塗装の3つの種類

外壁塗装に限らず、塗装は全て今回ご紹介する3つの方法で行われています。

「この方法がもっともきれいに仕上がる」というものはなく、外壁材や仕上がりに合わせて塗装方法を変えていきます。ご自宅の外壁の塗装方法にどれが適しているのか、当てはめながら読み進めてみてくださいね。

塗装方法① ローラー塗り

ローラー塗りとは、毛やスポンジでできたローラーを使って外壁を塗っていく方法です。手塗りとも呼ばれ、お隣との距離が近い自宅でも周囲に迷惑をかけずに塗装ができます。面積の大きな壁でも短時間で塗装ができるため、近年もっともオーソドックスな外壁塗装の方法だと言えるでしょう。

【メリット】

  • 塗料の飛散がないのでコストにムダがない
  • 騒音や飛散など、周辺への影響が少ない
  • 扱いやすく、仕上がりの差が出にくい
  • 厚塗りができる

【デメリット】

  • 場所や外壁材に合わせたローラーが必要
  • 吹き付けに比べると時間がかかる
  • 細かい部分の塗装には向かない
  • ムラにしないためには、ある程度の技術が必

塗装方法② 吹き付け塗装

ローラーの次にオーソドックスなのが、吹き付けによる塗装です。専用の「スプレーガン」と呼ばれる道具を用い、容器に入れた塗料を吹き出すことで塗装していきます。凸凹の多い外壁でも均一にぬりやすく、ローラーよりも速いスピードで作業が完了します。そのため、マンションなどの大きな建物に用いられることが多いです。また、外壁の模様がつけられる点も、この工法のメリットです。

一方で、スプレーがんを使うときに塗料が飛散する、機械の音がうるさいなど、周囲への気配りが必要な工法となっている点に注意しましょう。

【メリット】

  • 模様がつけられる
  • 作業スピードがもっとも速い

【デメリット】

  • 飛び散りや騒音など、周囲への配慮が必要
  • 飛散で約20%の塗料がムダになる
  • 飛び散るため、風が強い日は作業ができない

塗装方法③ 刷毛塗り

大きな筆のような刷毛を使い、手作業で外壁を塗っていく工法です。細かい部分塗りやすいというメリットがある一方、広範囲への塗装には向いていないというデメリットがあります。また、3つの方法の中でもっとも職人の技術に仕上がりが左右される工法なため、お願いするときは担当者の経歴などをしっかりと確認しておくと安心です。

【メリット】

  • 細かい部分の塗装ができる
  • 部分的に直したいときに便利

【デメリット】

  • 時間がかかるため広範囲への塗装は向いていない
  • 職人の技術に仕上がりが左右される

吹き付け塗装でつけられる壁の模様

吹き付け塗装の説明部分で、外壁に模様がつけられることについて触れました。塗装で外壁に模様をつけると聞いても、いまいちピンとこない人が多いかと思います。

ここからは、吹き付け塗装でつけられる外壁の模様についてご紹介していきます。

外壁の模様① リシン仕上げ

モルタル壁でよく見られず仕上げ方法が、このリシン仕上げです。塗料に細かな石を混ぜた仕上げ剤をリシンガンで吹き付け、ざらざらとした外壁に仕上げます。

他の仕上げ方法に比べて施工が早く、価格も安いところがメリット。しかし、塗膜が薄いためクラックが生じやすく、耐久性がそこまで高くない点がデメリットとなります。近年は、クラックが生じにくいリシンも普及しているため、気になる方は塗装会社に問い合わせてみてくださいね。

外壁の模様② スタッコ仕上げ

スタッコ仕上げは、石灰に大理石や砂などを混ぜ合わせた仕上げ材を厚めに吹き付ける仕上げ方法。リシン仕上げと同じくザラザラとした仕上げになりますが、重厚感のある見た目になる点が特徴です。

好みに合わせてザラザラ感を残したまま乾かす「吹き出し仕上げ」と、ローラーで押さえてザラザラ感を抑えた「凸部処理仕上げ」を選べる点がメリット。しかし、深めの凹凸があるため、汚れが溜まりやすいデメリットもあります。

外壁の模様③ 吹き付けタイル仕上げ

「タイルベース」と呼ばれる下地調整材を吹き付けて模様をつけたあとに、仕上げ剤を吹き付ける方法です。ポツポツとした立体感のある玉状の模様が特徴的です。

4工程以上の複層仕上げになるため塗膜が厚く、クラックなどが目立ちにくい仕上がりになる点がメリット。しかし、耐久性は上塗り塗料によって左右されるため、一概には言えないところがあります。職人の技術によって仕上がりに差が出てくるため、ご希望の際は慎重に業者選びをすることが大切になります。

塗装方法によって耐久性にあまり差は出ない

高いお金を払って大切な自宅の外壁を任せるのですから、できるだけ長持ちする塗装方法をお願いしたいですよね。

業者の中には「ローラーで厚く塗ると長持ちする」「吹き付けで均一に塗った方が劣化しにくい」などと伝えられるところもあると思います。どちらも正しいことですが、正しい工程で塗装をすれば、塗装方法によって耐久性や仕上がりに差が出ることはありません。

業者を選ぶときは塗装方法ではなく、適正価格で適正な処理を行ってくれる業者かどうかで選びましょう。実績や見積もりの明瞭さ、対応の丁寧さなどを複数社比較し、信頼できる業者かどうかを見極めてくださいね。事前の点検にじっくり時間をかけてくれる業者は、信頼できる可能性が高いですよ。

わからないことはしっかりと質問し、後悔のない外壁塗装をしてくださいね。

まとめ:ご自宅に合った外壁塗装の方法を知りたい方は野村塗装店まで!

外壁を塗装する際は、「ローラー塗り」「吹き付け塗装」「刷毛ぬり」の3つの方法があります。耐久年数や仕上がりのきれいさは業者の技術によるため、どの方法を用いるにせよ慎重な業者選びが大切になってきます。

ご自宅の外壁に適した工法をまずは知りたいという方は、お気軽に野村塗装店までお問い合わせくださいね!

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