外壁塗装

外壁の腐食に注意!原因や放置のリスク、腐食防止の方法を紹介

外壁の腐食に注意!原因や放置のリスク、腐食防止の方法を紹介

建物を保護する重要な役割を果たしている外壁は、適切にメンテナンスしないと、腐食によって損傷する可能性があることをご存じでしょうか。

外壁の腐食は、塗膜の劣化や気候条件などが原因で生じる現象です。腐食が進行すると建物の強度や断熱性に悪影響を及ぼす可能性がありますが、適切なメンテナンスと予防策で腐食を未然に防ぐことは可能です。

本記事では、外壁腐食の原因や放置することによってもたらされるリスクを紹介します。住宅で永く安全に暮らすためにも、外壁の腐食について知識を深めていきましょう。

腐食するリスクがある外壁材の種類

腐食の可能性がある外壁材として、主に次の2つが挙げられます。

  • 木材
  • 金属

「腐食」と聞くと、多くの方が木材をイメージすることでしょう。実際、湿気や水分に弱い木材を外壁に使用している建物は、腐食が起こりやすいため注意が必要です。とくに、木材が長い間雨ざらしの状態になると腐朽が進行するため、少しでも異変を感じたら早めに対処する必要があります。

また、金属を外壁材として使用している場合も注意が必要です。鉄や鋼材は錆びやすく、水分や酸性雨、塩害などによって腐食する可能性があります。

外壁が腐食する原因

そもそも、外壁はどうして腐食してしまうのでしょうか。ここでは、腐食の主な理由を4つ紹介します。

1.水分の侵入

外壁が腐食する原因でもっとも多いのが、水分の侵入です。外壁の内部に雨水や湿気が侵入すると、木材や金属などの外壁材が長時間水分にさらされることになり、腐食が起きます。

外壁に水分が侵入する要因としては、次のようなものが挙げられます。

  • 塗膜の劣化
  • クラックの発生
  • 外壁内部の結露
  • コーキングの劣化
  • 雨どい故障による排水機能の低下

このように、外壁内部に水分が発生する要因の多くが、劣化した外壁の放置やメンテナンス不足によるものです。大切な住宅の健康を守るためには、定期的な外壁のメンテナンスが欠かせません。

2.気候条件

気候条件も、外壁に腐食を生じさせる原因となります。

極端な気候変化や日射など、過酷な環境に建物がさらされていると、外壁材が収縮したり膨張したりすることがあります。すると少しずつ外壁が変形して、反りや浮き、クラックの症状が出てくるのです。

例えば窯業系サイディングは水に弱く、適切に塗装を行わないと、気候の変化にともなう劣化が起きやすい傾向にあります。触るだけでボロボロと崩れてしまうくらい、腐食が進行してしまうことも珍しくありません。

3.不適切な施工やメンテナンス

そもそも、建築時に外壁工事が適切に行われなかった場合も、外壁の腐食が発生する可能性が高くなります。また、防水工事や塗装工事が適切でなかった場合も同様です。

また、「腕の良い職人が防水工事や塗装工事を行えば、その後はずっと安心」というわけではありません。防水層や塗膜が劣化する前にメンテナンスを行わなければ、水分が侵入して外壁が腐食してしまうことは防げません。

外壁の腐食を放置するリスク

もしも外壁が腐食してしまった場合、どのようなリスクが生じるのでしょうか。ここでは、気をつけたいリスクを3つ紹介します。

外壁が剥がれ落ちる

外壁が腐食すると、外壁を固定している基礎や釘も腐食してしまいます。その影響で、外壁の固定力が弱まってしまうリスクに注意が必要です。

症状が進行すると、外壁が剥がれ落ちて事故やケガにつながってしまうおそれがあります。

雨漏りが生じる

外壁が腐食すると建物の防水性能が低下し、建物の内部まで雨水が侵入してくるようになります。そのため、部屋で雨漏りが発生する可能性が高まるのです。

雨漏りを放っておくと、外壁内部が長時間水分にさらされることになり、より腐食が進行してしまうリスクがあります。

健康を害する

外壁が腐食して建物内部に水分が侵入すると、木材や断熱材などに大量のカビが発生する可能性があります。

カビは見た目を悪くするだけではなく、胞子を放出して私たちの健康を害するリスクがあるため、早急に対処しなければいけません。建物に入ると呼吸器疾患やアレルギー症状が酷くなる方は、外壁の腐食を疑ったほうがよいかもしれません。

外壁の腐食を防ぐ方法

ここでは、外壁の腐食を防ぐ2つの対処法を紹介します。ご自宅の状況に応じて、必要なものを実施してみてください。

適切なタイミングで外壁塗装や補修を行う

外壁の腐食を防ぐ対策法として何よりも重要なのが、適切なタイミングで外壁塗装や補修を行うことです。

外壁塗装のタイミングは塗料の種類によって異なりますが、10年前後が目安だといわれています。10年経過していなくても、チョーキングやひび割れなどのトラブルが生じた場合は、すぐに専門業者を呼んで点検や補修を行ってもらいましょう。

外壁材を交換する

木材や金属など腐食しやすい材料を外壁に使用している場合は、外壁材の交換をご検討ください。腐食した外壁材を張り替えたとしても、すぐに腐食が発生してしまう可能性があるためです。

外壁材にはさまざまな種類のものがありますが、金属サイディングや樹脂サイディングは腐食しにくく丈夫なのでおすすめです。

外壁の腐食は危険!点検は野村塗装店にお任せください

外壁材として木材や金属を使用している建物は、適切なメンテナンスをしないと外壁が腐食してしまうリスクがあります。外壁の腐食は建物の強度や健康に大きな影響を与えるため、発見したらすぐにでも対処することが大切です。

「外壁が腐食していないか心配」「住宅を守りたい」という方は、ぜひ神奈川県川崎市の野村塗装店までご相談ください。創業70年の信頼と実績を誇る外壁の専門家が、腐食の点検から補修、塗装まで実施いたします。

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