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どうして外壁塗装にシンナーは必要なの?役割や安全対策を解説!

どうして外壁塗装にシンナーは必要なの?役割や安全対策を解説!?可能な工事と注意点を説明
外壁塗装において、シンナーは高品質な塗装工事を行うために欠かせないものです。しかし「シンナー」と聞いて、独特のニオイや健康への影響を心配する方は多いかもしれません。 そこで本記事では、シンナーの役割や安全性について解説します。正しい知識を身につけて、安心して外壁塗装工事を進めていきましょう。

外壁塗装に使用するシンナーとは?

シンナーとは、塗料を薄めたり塗装道具を洗浄したりするときに使う溶剤です。主に油性塗料(溶剤系塗料)と組み合わせて使用され、塗料の粘度を調整し、スムーズに施工できる状態にする役割を担っています。 シンナーにはさまざまな種類があるので、用途に応じて選ぶことが大切です。たとえば、特定の塗料に適した専用シンナーがあったり、環境に優しく安全性の高い「環境対応型塗料シンナー」などがあったりします。 一方で、シンナーには独特のニオイがあり、揮発性が高いため、取り扱いに気をつける必要があります。とはいえ、「シンナーの使用=必ず有害」というわけではないので、安全に使用するためのポイントを理解し、適切に管理することが大切です。

外壁塗装時のシンナーの役割

シンナーは単なる溶剤ではなく、外壁塗装の仕上がりを左右する重要な存在です。具体的に、以下のような役割があります。
  • 塗料を薄めて適切な粘度にする
  • 道具を洗浄する
それぞれどのようなことなのか、詳しくみていきましょう。

塗料を薄めて適切な粘度にする

外壁塗装に使用する塗料は、そのままでは粘度が高すぎてうまく塗れないことがあります。そのため、シンナーを加えることで塗料の粘度を調整し、ローラーや刷毛、スプレーガンなどでスムーズに塗布できる状態にする必要があるのです。 シンナーで塗料をのばすことで、外壁の保護性能が向上し、耐久性の高い塗装が可能になります。

道具を洗浄する

塗装後のローラーや刷毛、スプレーガンなどの道具には、どうしても塗料が付着してしまいます。付着した塗料をそのまま放置すると、塗料が固まって、次回使用時に使いづらくなってしまいます。 塗料が付着した道具を洗浄することも、シンナーの役割のひとつです。シンナーで塗料を落とすことで、道具を繰り返し使用することが可能になります。

シンナーを使わない外壁塗装は可能?

シンナーの健康や環境への影響が気になる方のなかには、「シンナーを使わずに外壁塗装はできないの?」という疑問を抱いている方も多いかもしれません。結論からいうと、水性塗料を使えば、シンナーを使わずに塗装することは可能です。 水性塗料は水で希釈するため、シンナー特有の刺激臭がなく、健康リスクも少ない点が特徴です。さらに、環境に優しく施工後のニオイ残りも少ないため、住宅街や子ども・ペットがいる家庭でも安心して使用できます。 ただし、水性塗料には「乾燥時間が長い」「密着性が劣る場合がある」といったデメリットもあります。状況に応じて、水性・油性どちらの塗料を選ぶかを判断することが大切です。

シンナーを使うときの安全対策

シンナーは揮発性が高いので、長時間吸い込むと体に悪影響を及ぼす可能性があります。しかし、正しく取り扱えば、健康被害を出さずに安全に使用することが可能です。 ここでは、シンナーを安全に使うための対策法を3つ紹介します。

ニオイが気になる場合は換気する

シンナーは揮発性が高く、独特な刺激臭がします。そのため、長時間吸い込むと頭痛やめまいなどの体調不良を引き起こす可能性があります。 このような健康被害を防ぐためにも、シンナーの成分が室内にこもらないように気をつけましょう。室内のニオイが気になる場合は、扇風機や換気扇を使って空気の流れを作ってみてください。

塗装後はしっかり乾燥させてニオイを飛ばす

塗装が完了した直後もシンナーの揮発成分が空気中に残っているため、強い刺激臭が発生します。外壁塗装を行ったあとは、家の中にニオイが入り込まないよう窓を閉め、換気扇を回すなどの対策を行いましょう。 また、乾燥時間を短縮するために、天気のよい日に作業を行うこともポイントです。

子どもやペットのいる家庭は要注意

シンナーの臭いは、子どもやペットにとって刺激が強く、長時間吸い込むことで体調を崩す原因になることがあります。そのため、塗装期間中はできるだけ施工エリアに近づかないようにすることが大切です。 塗装が終わったあとも、ニオイが完全に消えるまで数日かかることがあるため、子ども部屋やペットの過ごすスペースを塗装箇所から遠い部屋に移動させると安心でしょう。

シンナーを正しく理解して、安全な外壁塗装を!

外壁塗装において、シンナーは単なる溶剤ではなく、仕上がりの品質を左右する重要なアイテムです。しかし、「健康に悪影響があるのでは?」「ニオイが気になる」といった不安を持つ方が多いのも事実です。 たしかにシンナーは揮発性が高く、取り扱いには注意が必要です。しかし、適切な安全対策を講じれば、リスクを最小限に抑えて使用できます。また、シンナーを使わない水性塗料という選択肢もあるため、状況や目的に応じて最適な塗装方法を業者と一緒に考えていくことが大切です。

神奈川県川崎市で創業70年の信頼と実績を誇る野村塗装店では、安全に配慮した外壁塗装を行っています。「シンナーを使わずに塗装したい」「外壁塗装の健康への影響が気になる」という場合は、お気軽にご相談ください。

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