外壁塗装

外壁塗装の保証ってどんな内容?保証の種類と注意したいポイント

外壁塗装の保証ってどんな内容?保証の種類と注意したいポイント

外壁塗装を行うときは、数十万〜100万円超の高額な費用がかかるため、保証でトラブルに備えたいと考える方は多いことでしょう。実際、ほとんどの業者が安心して外壁塗装を行ってもらえるように保証制度を設けています。

しかし、外壁塗装に関する保証にはさまざまな種類があり、外壁の状態や契約内容によっては保証を受けられないケースがあるため注意が必要です。

この記事では、外壁塗装の種類で気をつけたいポイントを説明します。トラブルを防ぐためにも、塗装工事後にどのようなサポートが受けられるのかをしっかりと理解しておきましょう。

外壁塗装の保証とは?

外壁塗装業者を選ぶ条件のひとつとして、「保証制度の有無」を重要視する方は少なくありません。一口に保証といっても、適用範囲や保証内容はさまざまです。

まずは、外壁塗装の保証制度に関する基本的な知識を身につけていきましょう。

外壁塗装の保証の種類

外壁塗装を行うときに関係してくる保証には、3つの種類があります。

まずは、各保証の特徴についてみていきましょう。

メーカー保証(製品保証)

メーカー保証は、塗料を製造・販売しているメーカーによる保証です。塗料に何らかの不具合があった場合、規定に沿った施工で問題が生じた場合などに保証が受けられます。

ただし外壁塗装の塗料は、職人の塗装技術により品質が左右される「半製品」に該当するので、メーカーが品質を保証することは難しいとされています。そのため、メーカー保証がついている塗料は非常に少なく、費用も高くなる傾向にある点に注意が必要です。

施工保証(自社保証)

施工保証は、塗装工事を行った業者による保証です。外壁塗装の保証というと、ほとんどの場合で施工保証のことを指します。

施工ミスがあった場合や期間中に不具合が生じた場合、保証を受けることが可能です。各業者が設けている独自の保証なので、それぞれ対象や条件、期間が異なります。

魅力的な内容をアピールして集客しているものの、対象範囲が狭かったり免責事項を設けたりして、いざというときに十分な保証を受けさせない悪徳な業者もあります。トラブルを防ぐためにも、しっかりと内容を確認してから契約を締結することが大切です。

第三者保証

第三者保証は、組合やリフォーム団体が提供する保証です。

塗装業者が保証を提供する組合や団体に加盟していれば、自動的に適用されます。施工業者が倒産した場合でも保証を受けられる点がメリットですが、組合や団体が解散したときは適用外となるため注意しましょう。

国土交通省が推奨する「リフォーム瑕疵担保保険」であれば、業者や第三者機関がなくなったときも保証を受けられます。ただし、家主が保険料を負担する必要がある点、保証期間が短い点がデメリットとして挙げられます。

外壁塗装の保証の内容

業者によりますが、外壁塗装で保証の対象になるのは「外壁塗装の塗膜剥がれ」のみである場合がほとんどです。塗装後2〜3年で塗膜が剥がれる場合は施工不良の可能性が高いため、業者による保証を受けられる可能性が高まります。

一方で、外壁以外の木部・鉄部における塗膜剥がれや経年劣化によるひび割れなどは、保証の対象外になります。このような劣化現象は外的要因によって引き起こされることが多く、塗装業者の瑕疵かどうかを判断することは難しいためです。

期間内であればどのような症状でも保証を受けられるわけではないため、注意しましょう。

外壁塗装の保証に関する注意点

適切に保証を受けるためには、外壁塗装の保証にまつわる注意点をしっかりと理解しておく必要があります。

ここでは、必ず押さえておきたい4つの注意点を紹介します。

保証の範囲を確認しておく

各塗装業者が提供する保証には、適用の範囲が細かく定められています。必要なときに保証を受けられるよう、対象となる部位や症状を入念に確認しておきましょう。

どのような症状であれば保証を受けられるのか、期間はどれくらいなのかなどをチェックし、疑問があれば契約前に解消しておきます。あらかじめ認識を合わせておけば、契約後のトラブルを防げるでしょう。

免責事項を確認しておく

免責事項とは、「このような場合は保証の対象外」という条件のことです。

免責事項は業者によってさまざまですが、一例として次のようなものが挙げられます。

  • 自然災害により生じた場合
  • 不適当な管理によって生じた場合
  • 自社業者以外による施工を受けた場合
  • 人為的な原因によって発生した場合

特に注意が必要なのが、DIYを行う場合です。小さなひび割れなどを発見して自分で補修を行った場合、対象箇所が狭い範囲であったとしても免責事項に該当すると判断される可能性があります。自己判断で手を加えることはせず、不具合が生じたときはすぐに施工業者に相談しましょう。

必ず書面の保証書を作成してもらう

外壁塗装業者と契約するときは、必ず書面の保証書を受け取りましょう。「うちは保証が手厚い」と謳っておきながら、契約後に「保証制度はない」と言い逃れる業者も一部には存在しているためです。

また口約束だけだと、契約時に説明された保証範囲を証明できなくなってしまいます。保証書や契約書には、必ず適用範囲を明記してもらいましょう。

施工業者が倒産すると保証は無効になる

施工業者が倒産した場合、保証が無効になってしまう点に注意しましょう。

倒産のリスクは消費者側からは判断しにくいため、回避しようと思ってもできるものではありません。安心して保証を受けたいのであれば、第三者保証の活用を検討してみるとよいでしょう。

安心して外壁塗装をするために保証の確認をしておこう

住宅の外壁を塗装するときは、万が一に備えて保証のある業者と契約することが大切です。業者によって提供している保証はさまざまなので、内容を入念に確認し、良心的で信頼できる業者に依頼しましょう。

神奈川県川崎市で創業70年の信頼と実績を誇る野村塗装店は、塗料の10年保証を提供しています。瑕疵保険や賠償責任保険などの工事保険も完備しているので、安心して塗装をお任せください。

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