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窓の断熱対策5選!DIYが可能な方法や利用できる補助金を解説

窓の断熱対策5選!DIYが可能な方法や利用できる補助金を解説

暑い夏や寒い冬でも過ごしやすい住宅にするためには、窓の断熱性能を高めることが重要です。

窓・サッシ周りからの熱損失は冷暖房の効率を低下させ、住宅の過ごしやすさに大きな影響を与えます。実際に屋内で過ごしていて、窓から入ってくる熱気や冷気が気になった経験がある方は多いかもしれません。

本記事では、室内の快適性を高めるために知っておきたい窓の断熱対策を紹介します。

おすすめの窓の断熱対策

窓の断熱性を高める方法としては、以下の5つが挙げられます。

  • 断熱ガラスに交換する
  • 二重窓にする
  • 窓サッシを交換する
  • 窓の断熱アイテムを使う
  • 断熱カーテンを使う

各方法の詳細をみていきましょう。

断熱ガラスに交換する

断熱ガラスは、文字通り断熱性能が高い窓ガラスです。断熱ガラスは、次のようにさまざまな種類の製品があります。

  • 複層ガラス:2枚のガラスの間に空気層を含ませたガラス
  • トリプルガラス:3枚のガラスの間に空気層を含ませたガラス
  • 真空ガラス:2枚のガラスの間に真空層を含ませたガラス
  • Low-E複層ガラス:特殊な金属膜で覆ったガラス(複層ガラスと同じ構造)

断熱ガラスへの交換には費用がかかりますが、断熱性が大幅に向上します。DIYで施工することは難しいため、希望する場合はリフォーム会社などに依頼しましょう。

二重窓にする

二重窓は、今設置している窓の内側にもうひとつ窓サッシを追加する方法です。断熱性が向上するだけではなく、結露対策や防犯、防音にも効果を発揮してくれます。

寒冷地の住宅は、二重窓が標準仕様になっているケースが多い傾向にあります。もっとも断熱効果は高いですが、大掛かりな工事が必要になるため費用もかさむ点に注意しましょう。

窓サッシを交換する

窓サッシがアルミ製の場合は、熱伝導率が低い木製や樹脂製のものに交換すると断熱効果を高められます。断熱ガラスを導入するときは、あわせて木製・樹脂製サッシへの交換も検討してみましょう。

こちらも大掛かりな工事が必要になりますが、断熱効果が高い人気のリフォームです。

窓の断熱アイテムを使う

DIYで窓の断熱性を高めたいなら、市販の断熱アイテムを活用しましょう。ホームセンターやインターネットで手に入るアイテムを使った断熱方法としては、次のようなものが挙げられます。

  • 窓用断熱シートを貼る
  • プラスチック段ボールを貼る
  • 隙間テープを貼る
  • 断熱ボードを置く

断熱ガラスや二重窓などのリフォームには及びませんが、複数のアイテムを組み合わせながら活用すれば、一定の断熱効果を得ることが可能です。

それぞれのアイテムは非常に安価で、1,000~4,000円程度で断熱対策を行えます。

断熱カーテンを使う

断熱カーテンは、特殊な裏地によって保温・保冷効果を発揮するカーテンです。断熱の他にも、防音や遮光、結露予防などの効果があります。

断熱カーテンを使うときは、床につくほど長いものを選び、窓の両サイドが「コの字」になるように取り付けると効果を高められます。数千円のものから数万円のものまで価格に幅があるため、性能と価格のバランスがとれた製品を選びましょう。

窓の断熱対策が重要な理由

窓の断熱対策を行わないと、さまざまなデメリットが生じます。ここでは、窓の断熱対策が重要な理由を3つ紹介します。

光熱費を節約できる

窓の断熱性を高めれば、室内の冷気や熱が外に逃げてしまうことを防げます。その結果、冷暖房の効率が高まり、光熱費の削減効果をもたらしてくれるのです。

開口部が広く薄い窓ガラスは、住宅に使用される建材のなかでもっとも外気の影響を受けやすい部分です。そのため、窓ガラスの断熱性を高めれば住宅全体の断熱性向上につながり、光熱費を抑えつつ過ごしやすい空間にできます。

結露・ガラス割れ対策になる

窓の断熱性向上は、結露・ガラス割れなどのトラブル防止にもつながります。

外気と室内の気温差が大きくなると、結露が生じたり窓ガラスにヒビが入ったりするリスクが高まります。放っておけば、カビやガラス割れが生じてしまうでしょう。

カビの繁殖はアレルギー症状やぜんそくの原因になりますし、ガラスが割れれば交換に費用がかかります。家族の健康や住宅建材を守るためにも、断熱対策は重要なのです。

健康リスクの低減につながる

住宅の断熱対策には、健康リスクの低減効果もあります。

近年、猛暑日が続くことにより熱中症のリスクが高まっています。特に、小さい子どもや高齢者は室内にいても熱中症になることがあるため、断熱性を高めて快適な環境を維持することが大切です。

また、暖かい部屋と寒い部屋の温度差によって急激に血圧変動が起きる「ヒートショック」にも注意が必要です。最悪の場合、心筋梗塞や脳卒中で命を落とす危険性もあります。窓がある脱衣所やトイレは温度が下がりやすいため、念入りな断熱対策が必要です。

窓の断熱対策には補助金が使える?

断熱ガラスへの交換や二重窓などの断熱リフォームを行うときは、国や自治体の補助金が利用できる場合があります。リフォーム費用を抑えたい方は、積極的に活用してみてください。

なお、神奈川県では「既存住宅省エネ改修事業費補助金」が利用できます。この制度を利用すれば、補助対象製品として登録されている窓・ガラス及び断熱材を用いた改修工事を行う際に、最大15万円の補助が受けられます。

詳しくは、神奈川県のホームページをご覧ください。
※参考:神奈川県|令和5年度神奈川県既存住宅省エネ改修事業費補助金

窓の断熱対策なら野村塗装店までご相談ください!

窓の断熱対策は、そこで暮らす人の健康維持や建材の保護に欠かせません。DIYで断熱対策を行うことも可能ですが、しっかりと効果を得たいのであれば、窓ガラスやサッシの交換、二重窓の設置などのリフォーム工事を行うことがおすすめです。

神奈川県川崎市の野村塗装店では、断熱性向上を目的とした窓の取り付け・交換工事を承っています。予算に応じて最適な施工プランをご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

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