リフォームには高額な費用がかかるので、何かコストダウンできる方法がないか探している方は多いかもしれません。リフォーム費用は、使用する設備のグレードや施工期間、施工範囲によって大きく左右されるため、工夫次第で安くすることが可能です。
この記事では、リフォームの費用を抑える方法について解説します。格安でリフォームを行うときの注意点も説明するので、後悔のない施工のためにしっかりと確認しておきましょう。
リフォームの費用を安くするおすすめの方法は、以下の6つです。
各節約法の詳細をみていきましょう。
リフォームのコストダウンを目指すときは、あらかじめ優先順位をつけておくことが何よりも重要です。
工事する箇所が多いほど、使用する材料が増えるほどに費用は高くなっていきます。リフォームする場所や優先したい条件を絞り込むことで、費用を最小限に抑えられます。
リフォーム会社に相談するときは、優先順位と予算の上限をしっかりと伝えてからプランを作成しましょう。この際、一時的な住み替えなどにかかる予備費も考慮することを忘れないように注意してください。
リフォームの際は、「せっかくだからアレもコレも新しくしちゃおう」と張り切ってしまいがちですが、設備を丸ごと新調することはお勧めできません。新しくする設備が多ければ、施工費も材料費も高くなってしまいます。
再利用できる設備があれば、無理に交換せずに既存のものを活かしましょう。交換する設備が減れば、廃棄処分費をカットすることも可能です。
リフォームに使用する設備や材料のグレードを見直すことも、非常に重要です。設備や建材には幅広いグレードのものがあるので、選び方次第で大幅なコストカットが可能です。
例えば、普段カーペットを敷いて過ごす部屋をリフォームする場合、フローリングのグレードを下げても快適性にそこまで大きな差は出ません。また特にこだわりがない場合は、最新モデルではなく型落ち品やアウトレット品を活用するというのもひとつの手です。
上張り工法とは、古い建材の上に新しいものを重ねる施工方法です。例えば、既存の床の上に新しくフローリングを重ねるリフォームが該当します。他にも、屋根や外壁で上張り工法を取り入れることも可能です。
上張り工法の場合、既存の建材の解体や処分が不要になり、施工期間も大幅に短縮できます。そのため、コストダウン効果が高いのです。
ただし、建物や建材の状態によっては上張り工法ができない場合もあるので、リフォーム業者と相談しながら工法を決める必要があります。
細かいリフォームを複数回行うよりも、まとめて工事を行ったほうが費用を抑えられる可能性があります。業者によってはセット割引を適用してくれる場合がありますし、人件費や足場費用を最小限にできれば、その分コストカットが可能です。
また、複数個所をリフォームするときは、居住し続けた状態で少しずつ工事を進めるよりも、仮住まいに移って一気に工事を済ませてもらうほうが費用を抑えられるかもしれません。
可能な範囲でDIYを取り入れることも、リフォーム費用の節約に有効です。
例えば、収納棚の作成や壁紙の張り替え、フロアマットの張り替えなどはDIYで十分対応可能です。また、施工に使う材料や設備を施主側で準備する「施主支給」を行えば、業者に取り寄せてもらうよりも費用を抑えられる可能性があります。
ただし、専門的な知識・技術を必要とするリフォームをDIYすると、建物にダメージを与えたり設備の耐久性が落ちたりする可能性があるため注意しましょう。DIYできる工事は限られるので、無理に行うことは避けてください。
業者のなかには、格安でリフォーム工事を行ってくれるところもあります。できるだけリフォーム費用を抑えたいと考えていると、ついつい格安業者に依頼したくなってしまいますが、安易に飛びつくことはおすすめできません。
ここでは、格安リフォームを行うときの注意点を説明します。
リフォーム業者のなかには、安い価格で大量に工事を請け負い、品質の低い施工を行うところが一部存在しています。相場よりも安い価格でリフォーム工事を請け負ってくれる業者に対しては、必ずその理由を問い合わせましょう。
「自社施工を徹底している」「独自の仕入れルートがある」など、納得のいく説明をしてもらえない業者に依頼すると、施工不良などのトラブルにつながる可能性があります。あとから高額な修繕費がかかってしまうと意味がないので、信頼できる業者にリフォームを依頼することが大切です。
格安業者の場合、低いグレードの材料や設備で見積もりを作成して、あとから「希望を叶えるにはオプション料金が必要」と一気にコストアップする手法を取ることがあります。また、安く施工する代わりに保証期間を短く設定する業者も少なくありません。
契約業者を選ぶときは、必ず見積もりの内容やオプションの有無、保障内容を確認しておきましょう。しっかりと書面で説明してもらえると、契約後のトラブルを防げます。
リフォームを行うときは、優先順位をつけることで費用をコントロールすることが可能です。設備グレードの見直しやリフォーム箇所の絞り込みなど、さまざまな方法を組み合わせれば、大幅なコストダウンも不可能ではありません。
ただし、必要以上にグレードを落としたり格安業者に飛びついたりすると、後悔やトラブルにつながるリスクがあります。信頼できる業者と相談しながら、可能な範囲で費用を節約する方法を探していきましょう。
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