外壁塗装

ウッドデッキの塗装方法を5ステップで解説!塗料の選び方や注意点とは

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家族やペットとの憩いの場になるウッドデッキ。木でできているウッドデッキは使っているうちに傷んでしまうため、定期的に塗装をしてお手入れをしてあげることが大切です。

一見難しそうなウッドデッキの塗装ですが、実はDIYで行うことも可能です。今回は、これからDIYでウッドデッキを塗装したいと考えている人に向けて、ウッドデッキ塗装の基礎知識について解説します。

ウッドデッキを塗装するタイミング

普段生活をしていて、ウッドデッキの傷み具合について意識したことがある人は少ないかもしれません。そもそも、どのような状態になったらウッドデッキの塗り替えが必要なのでしょうか。

ウッドデッキの傷み具合は、お住いの地域の天候や紫外線の当たり具合によって大きく変わってきます。したがって「何年サイクルで塗り替えよう」と一概に言うことはできませんが、大体3~5年に1度を目安に考えておくといいかもしれません。

ただし、以下のような症状が出たら年数に関わらず早めに塗り替えておくと、木材の劣化が防げます。

  • 塗料の色落ちや色あせが目立ってきた
  • 一部塗料の剥がれや傷がある
  • ひび割れがある

とくにひび割れがある場合、木材の内部が腐食している可能性があります。放っておくとせっかくのウッドデッキに穴が空いてしまう危険性もあるため、こういった症状が生じる前の早めのメンテナンスが大切です。

ウッドデッキの塗装に使う塗料は2種類

ウッドデッキの塗装に使う塗料には、実は2つの種類が存在しています。ここでは、それぞれの塗料の特長について紹介します。

①浸透タイプ

浸透タイプの塗料は、木材の中まで浸透して腐食を防止してくれるタイプの塗料です。表面に塗膜をつくる一般的なものとは異なり、保護成分が内部に染み込んで、内側からウッドデッキを保護してくれます。

表面に厚い塗膜を形成しないため、木目が残る仕上がりになる点も非常に特徴的です。定期的なメンテナンスが必要になるので手間はかかりますが、ウッドデッキの良さを引き出して長く安心して使用できるように保護してくれる効果があります。

②造膜タイプ

造膜タイプの塗料は、木材の表面に塗膜を作ることで腐食を防ぐタイプの塗料です。一般的な外壁塗装に使用される塗料と同様の効果があると考えて問題ないでしょう。

非常に耐久性が高くお手入れの手間は少ないですが、塗膜がひび割れたり剥がれたりしたときに木材が腐食しやすいというデメリットがあります。また木目が残りにくいため、ウッドデッキの良さを活かしきれない可能性もあります。

ウッドデッキ塗装の手順5ステップ

塗料が選べたら、さっそくウッドデッキの塗装を進めいていきましょう!

ここでは作業手順を5つのステップに分けて紹介します。

ステップ① まずはよく清掃する

まずはウッドデッキをよく清掃しておきましょう。水で丁寧にすすぎ洗いをし、カビや藻が生えている場合はデッキブラシと中性洗剤でこすり洗いをしておきます。

汚れがしっかりと落とせたら雑巾やモップで水気を取り、しっかりと丸1日以上置いて乾かしてから作業に入っていきましょう。

ステップ② 木材の表面を整える

ウッドデッキがよく乾いたら、「素地調整」という作業に入ります。表面をサンドペーパーなどで整える作業で、仕上がりを良くするためには欠かせません。手作業で行うのは大変なので、ホームセンターでサンダーを購入しておくと便利でしょう。

前回の塗料に造膜タイプを使用していた場合は、一度塗膜をすべて剥がす必要がありますが、浸透タイプの場合は、素地表面をならす程度で大丈夫です。作業が終わったら、研磨くずをきれいに掃除しておきましょう。

ステップ③ 周囲を養生する

素地調整が終わったら、塗料をつけたくない場所を養生していきます。養生用のビニールや新聞紙などをマスキングテープで貼り、保護してから作業をします。

浸透タイプの塗料は、一度つくと浸透してしまってなかなか落とせないため、とくに注意が必要です。

ステップ④ 塗料をよく撹拌(かくはん)する

ここまでの用意ができたら、塗料を準備して塗装作業に進んでいきます。塗料の成分は容器の底に沈殿しやすいため、容器を開ける前にひっくり返してよく振っておいてください。容器を開けたら、攪拌棒で容器の底までしっかりとかき混ぜてから容器に移すようにしましょう。

撹拌不足のまま塗ってしまうと、色ムラがてたり機能性が落ちたりするリスクがあるため要注意です。

ステップ⑤ 2~3回施工する

実際に塗料を塗っていくときは、刷毛を使って塗りにくいところから施工を開始しましょう。ウッドデッキの木材と木材の間などから塗りはじめ、最後に塗りやすくて目に付きやすい部分を塗るようにしてください。

また、一本を一筆で仕上げることを意識しながら木目に沿って塗装すると、一般の人でも比較的きれいに塗れるようになります。薄い塗膜を2~3回重ねて施工すると、塗りムラのない美しい仕上がりになるでしょう。

ウッドデッキ塗装の注意点

ウッドデッキの塗装は、必ず晴れた日に行わなくてはいけません。木材が水分を含んだ状態で塗装をしてしまうと、塗料の浸透が悪くなり効果が半減したり耐久性が落ちたりしてしまうためです。

塗装前の清掃後に丸1日乾かす必要がありますし、塗装後は3日ほど乾かすことが望ましいです。したがって、最低でも4日以上晴れが続くときに作業を行うようにしてください。

定期的な塗装でウッドデッキを長く快適な憩いの場にしよう!

木材でできているウッドデッキは、放っておくと徐々に劣化してしまう部位です。定期的に塗り替えをして、長く快適に使用できる状態をキープしましょう!

ウッドデッキの塗替えはDIYでも可能ですが、「仕上がりに自信がない」「耐久性の高い塗装をしたい」という場合は、プロに依頼することがおすすめです。ウッドデッキ塗装の依頼をご検討の際は、ぜひ野村塗装にご相談くださいね!

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