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床下収納はリフォームで後付けできる?費用やメリット・デメリットを解説

床下収納はリフォームで後付けできる?費用やメリット・デメリットを解説

住宅の床下に作られる収納スペースを「床下収納」と呼びます。一般的な住宅の床下には、点検や通気性の確保を目的に空間を設けることが義務付けられています。この空間を有効活用したものが、床下収納です。

現在床下に収納スペースがない住宅でも、リフォームによって床下収納を増設することが可能です。この記事では、床下収納を設置するリフォームの基本的な知識を紹介します。

床下収納を後付けリフォームするメリット・デメリット

床下収納には、メリットとデメリットがあります。増設リフォームを検討している方は、双方を理解したうえで実施するかどうかを判断することが大切です。

床下収納のメリット

床下収納を増設するメリットは、次のとおりです。

  • デッドスペースを収納として活用できる
  • 人目につかないため部屋がスッキリする
  • 床下点検口になる

荷物を床下にしまえるため、生活空間を邪魔せずに収納を増やせる点が床下収納のメリットです。「収納を増やしたいけどスペースがない」「生活空間を広く保ちたい」という場合は、床下収納があると便利でしょう。

床下収納のデメリット

床下収納を増設するデメリットは、次のとおりです。

  • 床下にスペースがない場合は増設できない
  • 荷物を出し入れしにくい
  • 湿度と温度の変化に注意が必要

床下収納は、床下にスペースがなければ増設できません。マンションなどの集合住宅は床下に空間がない場合が多いため、増設が難しい傾向にあります。

また、かがんで荷物を出し入れする必要があるため、使い勝手が悪かったりしまった荷物を忘れてしまったりすることがあります。床下は湿度や温度の調整が難しく、保存している食料などの状態が悪くなる可能性がある点にも注意しましょう。

後付けリフォームできる床下収納の種類

下収納は、以下の5つのタイプに分けられます。

  • スライドタイプ
  • 扉タイプ
  • 置き蓋タイプ
  • 引き出しタイプ
  • 跳ね上げタイプ

後付けリフォームを行うときは、ご希望の利用方法にあわせて最適な種類を選ぶことが重要です。ここでは、各タイプの特徴をみていきましょう。

スライドタイプ

スライドタイプは、床下に2~3連の収納庫を設置し、1つの開口部から左右にスライドさせて使う床下収納です。収納庫が複数あるので、とにかく多くの荷物を収納したいときに向いています。

扉タイプ

扉タイプは、扉のように持ち上げて開閉できる構造の床下収納です。片手で開け閉めできるので、荷物を持っていても使いやすい点がメリットです。

置き蓋タイプ

置き蓋タイプは、完全に取り外しが可能な置き蓋を使った床下収納です。蓋が外れるため荷物の出し入れはしやすいですが、開閉を大変に感じる方も少なくありません。

引き出しタイプ

引き出しタイプは、小上がりになっている和室の床下などに採用されることが多い床下収納です。小上がり部分のスペースを有効活用でき、床下にスペースがない場合や1階以外に床下収納を増設したい場合にもおすすめです。

跳ね上げタイプ

跳ね上げタイプは、畳1枚ほどの扉を設置する大容量な床下収納です。大きな荷物も収納できますが、増設する場所に制約があったり扉の開閉が大変だったりするデメリットに注意が必要です。

床下収納を後付けリフォームする費用

床下収納の後付けリフォームは、一戸建ての場合とマンションの場合で変わってきます。ここでは、それぞれの費用目安を紹介します。

一戸建ての場合

一戸建てに床下収納を後付けするときの費用目安は、次のとおりです。

  • 和室以外:10万円~
  • 和室:20万円~

床材がフローリングで床下部分に空間がある場合は、10万円程度で床下収納を増設可能です。和室はフローリングよりも大掛かりな工事が必要になるため、費用も高くなる可能性があります。

設置場所や収納の大きさ、種類によって費用は変わるため、詳細な費用はリフォーム会社に問い合わせておきましょう。

マンションの場合

マンションに床下収納を後付けするときの費用目安は、次のとおりです。

  • 床下に空間がある場合:10万円~
  • 床下に空間がない場合:30万円~

マンションは、床下に空間があるかないかで費用が変動します。空間がある場合は、一戸建てと同じように工事を行うことが可能で、費用は10万円からが目安です。

空間がない場合は、床の上に新しく床構造を作ってかさ上げして、そこに床下収納を増設することになります。大規模な工事が必要になるので、費用はやや高くなります。

床下収納の後付けリフォームを行うときの注意点

床下収納を後付けするときは、以下の3つの注意点を意識しなければいけません。

生活動線を考える

床下収納を後付けするときは、生活動線に注意が必要です。家具を置く可能性がある場所や人通りが多い場所に床下収納を作ってしまうと、使いにくさや転倒の原因になります。

一般的に、床下収納はキッチンや洗面所、和室に設置することが多い傾向にあります。利便性を考慮しつつ、安全に使用できる場所に床下収納を作りましょう。

住宅の機能性に注意する

床下収納を作るときは、住宅の機能性が落ちないように気をつける必要があります。

リフォーム工事で床下に手を加える際は、基礎や梁などの主要構造部や配管設備を傷つけないように注意しましょう。また、収納を増設することで床下の通気性やメンテナンスの利便性が低下してしまうことがあります。

住宅の寿命を縮めることにならないよう、信頼できる業者に相談しながらリフォームを行いましょう。

収納する荷物に気をつける

床下収納を使うときは、収納する荷物に注意が必要です。

湿気に影響されやすいものや賞味期限が短い食品、重いものは床下収納に向いていません。傷みが早くなってしまったり、出し入れの際に体を痛めてしまったりする恐れがあるためです。

軽くてかさばるものや日用品のストック、季節用品、調味料や酒など、出し入れの頻度が低くて保存しやすいものをしまうときに活用しましょう。

床下収納の後付けリフォームなら野村塗装店までご相談ください

生活空間を圧迫せずに収納を増やせる床下収納は、リフォームで後付けすることが可能です。さまざまな種類の床下収納があるので、用途にあわせてご自身にあったものを導入してみてくださいね。

床下収納を増設する際は、生活動線に配慮した設置場所の決定や住宅機能性への配慮など、気をつけるべきポイントがたくさんあります。後悔のないリフォームを実施するためにも、信頼できる業者に相談することがおすすめです。

神奈川県川崎市で創業70年の信頼と実績を誇る野村塗装店では、住宅1軒1軒に最適な床下収納のリフォームを提案しています。ご検討の方は、お気軽にご相談ください。

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